節電・省エネ

◆コージェネレーションシステム

電気を作る際の廃熱を、冷房、暖房、給湯、蒸気などに有効利用します。

ガスコージェネレーションシステム
クリーンな都市ガスを燃料に用いて、必要な場で電気をつくり、同時に発生する冷房、暖房、給湯、蒸気などに有効利用するシステム

◆ガスコージェネレーションの種類

1、ガスエンジンシステム

ガスエンジンで、発電機を駆動して発電します。同時に、排ガスやジャケット冷却水から廃熱を回収して、冷暖房、給湯などに利用するシステムです。中、大型のガスエンジンは、技術開発により高効率が図られており、発電効率が40%を越えるものが主流になっています。

2、ガスタービンシステム

ガスタービンで、発電機を駆動して発電します。廃熱は、蒸気の形態で回収して冷暖房、給湯などに利用するシステムです。発電効率はガスエンジンに比べて低い(20~30%)ですが、小型高出力、廃熱の蒸気回収などの特長があります。主に、熱需要の多い工場や、地域冷暖房プラントなどに導入されています。

3、燃料電池システム

燃料電池は、水の電気分解と逆の反応を利用します。天然ガスから取り出した水素と、空気中の酸素から電気をつくりだします。また、同時に発生する熱を蒸気、または、温水として回収します。電気化学反応を用いて水素から直接電気をつくるため、発電効率が高いのが特長です。

◆省エネルギー、環境保全、経済性に大きなメリット

廃熱の有効利用、発電時の廃熱を、建物内の空調や給湯に利用可能です。入力エネルギーの85%を有効に利用できます。省コスト、廃熱の有効利用と、商用電力からの買電量の低減により、エネルギーコストの低減を実現します。

◆環境保全に貢献

ガスコージェネレーションの燃料となる都市ガスの、クリーン性や廃熱の有効利用により、従来システムに比べてCO2排出量を約1/3削減する効果があります。

「天然ガス」は、環境に優しいクリーンエネルギー

他の化石燃料に比べて、CO2とNOxの発生量が少なく、SOxや、ばいじんが発生することがありません。

化石燃料の燃焼生成物発生量の比率(石炭を100とした場合)

  石炭 石油 天然ガス
CO2/二酸化炭素 100 80 60
NOx/窒素酸化物 100 80 40~20
SOx/硫黄酸化物 100 70 0

Natural
Gas Prospects to 2010.1986/IEA

◆電源セキュリティが向上

万が一、停電になった場合も、ガスコージェネレーションの導入により、重要負荷に長時間にわたり安定した電力を供給することが可能です。ただし、停電時に起動することができる設計をする必要があります。

停電してもガスコージェネレーションにより、重要負荷へ電源供給

信頼性アップ

ガス供給が継続されている限り、電気を供給

◆非常用発電機との兼用が可能

ガスコージェネレーションは、非常用発電機との兼用が可能です。ですので、非常用発電設備が不要となります。省コスト、省スペースが実現できます。

1、非常時にも、確実に起動

常用防災兼用ガスコージェネレーションは、非常時のみ運転する非常専用発電設備とは違い、常時稼働しているので、急な稼働にも確実に対応します。

2、設備、スペースの有効活用

火災による停電の時だけ運転する非常専用発電設備を兼ねているので、設備や、スペースを有効活用できます。また、都市ガス単独供給の場合なら、燃料タンクが不要となりますので、さらにそのスペースも有効活用できます。